Chihi’Log

物語の主人公はいつだって自分だ

私たちはどう生きるか

 

帰り道、ぼぅっと歩いていたら流れ星を見た。

 

そうだ。何気ないところに幸せはある。幸せは、自分の心の感度を上げておかないと見つからない。「いつまでこんな日々が続くのだろう」そんなことをひとり考えながらさみしく歩いていたわけだから、流れ星に救われた。思わずひとりニコリとしてしまったくらいだ。

 

最近はまた自分の時間が作れずにいた。スイッチが切り替わって、おうちに着いてからコーヒーを淹れた。BGMはスピッツの流れ星。なんとも単純だ。

 

 

珈琲豆を挽くのが少し面倒で、少し好きだったりする。私には面倒だけど愛している物事がなかなかに沢山ある。面倒なことを日常に溶け込ませるのが得意なのかもしれない。・・・とか言ってみる。

 

すごく疲れた日、眠れないことがある。そんな今日もすごく疲れた一日だった。すぐにシャワーを浴びて寝ることだってできる。でもなんとなく起きていたいのだ。自分の心に忠実に生きたい。小さな自分の希望を聴いてあげる。

 

 

 

今日の記事のタイトルは先日観た映画からきている。映画館で映画を観るのは4年ぶりくらいだと気付き、我ながら驚いた。どんな映画を観ても映画館の隅々から聴こえる壮大な音楽に泣けてくる。映画を作っている人はすごい。何かの作り手にいつも感動する。

 

終始泣いていた。私たちはどう生きるのだろう。答えのない世界に生かされていて、全ては私の選択の上で人生は成り立つ。自分で選んだ道こそが、人生なのだ。「私はこう生きる」という答えなのだ。こんな簡単に言葉を並べられるほど単純な映画ではなかったが、素晴らしい作品だった。感動した。

 

 

 

映画を見た後は赤レンガへ。DJが流れる中、ここでもぼぅっとしていた。きらきら光る装飾たちがきれい。夏はセンチメンタルになる。夜風に吹かれるのは心地良いけど、すこしさみしくもなる。けれども、昔みたいにナヨナヨしているわけでもない。総じて大人になったな、とまたも泣きそうになる。

 

 



もうすぐ夏季休暇。今年も半期よく頑張った・・・!と自分を称えたいところ。2023夏の一冊にトラウマ研究者のエッセイを選んだ。傷を愛せるか。今すぐ読みたい気持ちを抑えながら、この夏の楽しみにとっておきたい。

 

おうちの本棚を整理しても整理しても、結局本が増えていく。なので定期的に本を売って必要な人に届けばいいなと思っていたが、キリがないのでどうにか本棚のスペースを作ってもいいのかもしれない。

 

 

 

夜な夜な、色々考える。私はこの時間が割と好き。孤独を感じることもない。心が繋がっていれば、手を取り合っていれば、なんとなく心が満たされる。

 

 

独りだなぁと思う日がある。

けれども、結局人の中にいて、誰かの隣に居る。

 

私は自分の中の孤独を愛し、周りの仲間たちのことも愛している。

 

それでいい。

 

 

それがいい。

 

 

 

 

また、描きます。

 

良い夢を!

 

 

 

 

 

CHIHIRO