Chihi’Log

ソーシャルワーカーがお届けする人生論

人生に区切りをつけることについて

 

人生には様々なタイミングで区切りがやってくる。

 

学校などへの入学、卒業。人との出会いや別れ。何かを手放したとき、何かによって満たされたとき。就職、転職、退職・・・。挙げるとキリがない。

 

出来事は、自分の気持ちとは別にやってくる。何かが起きることを私たちはコントロールできない。

 

 

私たちは何かが起きたとき、過去を清算し、ひとつの区切りをつけることがある。

 

私はこれまでの人生で何度も何度も、人生に区切りをつけてきた。

 

 

苦しいことが起きて、この状況から抜け出したいと思った時。

変わりたいと思った時。

なにかに挑戦したくて、一歩前へ踏み出した時。

人を許せない自分と生きるのをやめた時。

人との別れを経験した時。

仕事を辞める決意をして、次の仕事を決めた時。

 

 

思い返すだけで、ここには書ききれないほどの区切りがあった。

 

区切りをつけるということは、私が勝手に行っていること。様々なタイミングでやってくる出来事を通して、私が私自身の気持ちで区切っている。誰かに何かを言われたわけではないし、「そうしなさい」という決まりがあるわけでもない。

 

新しい世界へ飛び込みたい私に対して、いったん過去の私を清算している。それが区切るということ。

 

区切りをつけることで、その時起きたことやその時感じたこと、気持ちなどを振り返る必要が出てくる。振り返るたび「もう私は次のステップへ進んでいいね!」と自分と約束する。だから、振り返ったことも過去のこととして捉える。これは忘れることではない。こうして区切りをつけると、しっかり心が学習している。同じことが起きても、どう対処すればいいかを私はわかっている。時間とともに経過を待つことだって対処のひとつ。

 

 

私はこの夏、またひとつ区切りをつけた。

 

思えば、18才の頃も同じような気持ちを経験した。経験したからこそ、区切りをつける前のプロセスも大事なことだったと感じている。人はそうやって何かを経験して、感じたことがあって、学び、またひとつ進んでいくのである。

 

 

私は私の人生を大切に生きていく。

目の前に居てくれる人、私を大切に思ってくれている人に対して、精一杯の感謝を贈る。

 

今の自分がいるのは今まで出会って繋がりを持ってきた人たちのおかげである。みんなに感謝をしている。

 

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28歳の夏は感じること、考えることが沢山あった。私の人生にはこういう夏が定期的にやってくる。

 

たぶん、そうやって。私は同じことを繰り返しながら、これからも人生を冒険していくのだと思う。

 

 

 

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いつも読んでいただきありがとうございます。

また、描きます。

 

 

 

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