親友が結婚式を挙げた。
私たちの出会いはもう20年以上前になる。仲良くなったのは13才の頃。それから28歳になる今の今まで側で歩んできた。
結婚することも、結婚式を挙げることも、ずっと前から想定していたことだった。彼女の幸せをおもうと、涙が出る。結婚式までの数ヶ月間、何度一人で泣いたことか。
想像通り、結婚式当日も泣いた。号泣した。ご家族も泣いていない中、会場のど真ん中の特等席で、号泣。
そんな私を見て親友も「めっちゃ泣いてるじゃん(笑)」と一言。
親友には人生の節目節目で、何度も助けられた。私がつらい時、「千紘なら大丈夫」と何度も言ってくれた。その言葉に安心し、甘えていた。
私たちは中学生の頃から一緒にいる。お互いのことをよく知っている。お互いを良き理解者と思っている。
夜中まで近所の公園で語り合ったのも、毎日のように地元を散歩したのも、時には遠くまで旅行へ行き、住まいが離れても会いに行き、毎週のように連絡をとっていた。
私たちにしかわからない、私たちだけの絆がある。
結婚式の彼女は堂々としていて、とても綺麗だった。笑ってはいけないところで笑ってしまったり、真面目な場面でピースしたりと、こちらまでクスクスしてしまう彼女らしさも絶好調。最後まで親友らしい、明るくて壮大な結婚式だった。
ここまで一緒に歩んでくれてありがとう!もちろんこれからも側で歩み続けるけれど、あなたの幸せを一番に願っています。
心からの祝福を。結婚おめでとう!
これからもどうぞよろしく。
また、描きます。
CHIHIRO