Chihi’Log

物語の主人公はいつだって自分だ

2019年―あの頃を想う

 

2019年10月9日。

あの頃の私は何を思ってこんな文章を残したのだろう。

今も昔も、私は自分と闘っている。向き合っている。

 

それでも今の私は、空を見上げているよ。大丈夫だよ。

 

 

いつの間にか、空も見なくなっていた。

大好きだったものから離れていく感覚、寂しさよりも「大人になってしまった」。忙しさは心を亡くすと本当に思う。私は好きでこの仕事に就いてる故、この仕事に付きっきりになっている。社会に出て人間の裏ばかり見た。それを「仕方ない」と思ってしまう自分、意見言う労力すらない。人をいじめたり、いじめる背景にも色々あんだ、とか、そうやって考えているうちに自分が汚れていく。学生のようにはいかない、とかそういうレベルではなく。真っ直ぐ受け止めてほしいというこちらの気持ちが届かない。それが嫌になって、自分すら真っ直ぐさを失う。社会で上手く生きる術を学ぶ度、上手く生きてく必要があるかを問う。大事な人たちを大事にできずに、自分を棚に上げ、何を偉そうに人の支援をしているのだろう。

心を救おう。私は社会の染料に染まりたくない。私は私のやりたいように生きていこう。

 

 

 

2019年10月9日ー2022年8月25日

時を巡って。

 

 

 

CHIHIRO