月を見上げる涙を堪えた帰り道も、逃げ出したくなった日も、つらくて仕方のない一日の終わりも、変わらず私は月を見上げる 「見て、月が綺麗だねぇ。」 布団の中で母が目を輝かせながら呟いた十八才にもなって母の隣で寝ていた今思えば恥ずかしい話だ 当時の…
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